「大人の視点」から見ると地理は・・・(2)
西日暮里・千駄木・田端・日暮里駅周辺で塾をお探しの保護者様・生徒様へこんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
今回は前回に引き続き、「大人の視点」から小学地理を見ると、うまく整理ができるということをお話します。
この場合の「大人の視点」とは、「企業経営の立場」です。
そして整理ができる良い例が、農業です。
農業に限らず、企業の利益は次のような式で表すことができます。
利益 = 値段 × 個数 - 費用
ここで式の左側、つまり利益を大きくするためには、式の右側を大きくすれば良いことになります。
そこでは、1)値段を上げるか、2)個数を増やすか、3)費用を抑えるか、のどれかをすることになります。
小学地理で学ぶ、農業に関するいろいろな取り組みは、この1)から3)までの方法として整理できます。
例えば、
1)値段を上げる = 高く売れる作物をつくる
-ブランド米
-特産物
-時季外れにつくる
促成栽培・抑制栽培
2)個数を増やす = つくる量を増やす
-地勢・気候上のハンデを乗り越える
客土、だんだん畑・たな田、ため池、ぬるめ、早場米など
-収穫の回数を増やす
二期作・二毛作
3)費用を抑える = 規模を大きくして1個当たりのコストを下げる
-北海道の大規模畑作
(次回に続く)
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2021年04月27日 15:20