3.14の計算
西日暮里・千駄木・田端・日暮里駅周辺で塾をお探しの保護者様・生徒様へこんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
今回は前回に関連して、「くふうした計算」についてお話します。
小学校の算数では「くふうした計算」を学びます
(問題文の中で「くふうして計算しなさい」という指示が出されます。)。
計算を、式に書かれた順番通りにやるのではなく、順番を変えてやることで、簡単に進めることができる、そういったくふうです。
この「くふうした計算」は、小学校の算数のある場面で、ぜひ活用してもらいたいと思います。
例えば、次の問題はどう解くべきでしょうか。
半径がそれぞれ6cm、8cmの円の面積の和を求めなさい。ただし円周率は3.14とします。
式は、次のようになりましょう。
6×6×3.14+8×8×3.14
ここで、6×6×3.14と8×8×3.14とをそれぞれ計算し、出た数を合計するのでは、手間がかかります。
そこで、
(6×6+8×8)×3.14
=(36+64)×3.14
= 100×3.14
= 314(cm2)
とやると、計算は簡単で済みます。
この問題に限らず、円周率3.14が登場する場合、「3.14の掛け算は最後の最後にやる」という方針で計算を進めると、比較的スムーズな手順になります。
ちなみに中学生は、円周率をπと置いて計算するのに慣れているので、改めて小学校の3.14の計算をすることになった場合、やはり最後に3.14を掛けるやり方を取るでしょう。
私が小学生の算数の授業をする際にも、3.14は最後に計算するように指導しています。
ぜひお試し下さい。
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2021年06月11日 15:11