ビッグデータは高校生でもわかる(2)
西日暮里・千駄木・田端・日暮里駅周辺で塾をお探しの保護者様・生徒様へこんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
前回に引き続き、いろいろなデータから個人のプロフィールを知る理屈、つまりプロファイリングの理論的背景の説明をしたいと思います。
これは実は、高校の数学で習う「相関」がもとになっています。
今回は、この「相関」についてお話をします。
簡単な例を挙げましょう。
今AからJまでの10人の生徒について、定期試験での数学の得点と理科の得点を調べたところ、以下のようになったとします。
生 徒 A B C D E F G H I J
数学(点) 30 80 90 70 50 50 80 100 90 70
理科(点) 20 60 80 40 50 40 70 90 70 60
この時、何となく「数学の点数が高いと理科の点数も高く、反対に数学の点数が低いと理科の点数も低い」という傾向が読み取れると思います。
つまり「数学の点数と理科の点数の間には関係がある」ということになります。
この「関係がある」ことを数学ないし統計学では「相関」といいます。
今は「何となく」という言い方をしました。
実は、相関の強弱を示す数値を、計算して出す方法があります。
その説明は省きます。
そうして出た数値は、「相関係数」と言います。
上の数学・理科の得点の例では、相関係数は0.93となります。
(次回に続く)
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