ビッグデータは高校生でもわかる(5)
西日暮里・千駄木・田端・日暮里駅周辺で塾をお探しの保護者様・生徒様へ
こんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
今回は、相関関係の具体的な活用事例をお話したいと思います。
「〇〇な人は××である」という情報は、現実にどのような場面で活用されているのでしょうか。
モノを売る場面では、当然のことです。
この例として良く取り上げられてきたのが、
「紙おむつを買うアラサー男性には、一緒にビールを買う傾向が見つかった。このため紙おむつとビールを近くに置いたら、よく売れた。」
という話です。
背景には、
「若いパパが育児を手伝うために職場から直に帰宅するので、『外飲み』から『家飲み』に切り替えた」
という家族の事情があるとされています。
この発見をしたのは、ウォルマートとも、セブンイレブンとも、言われてきました。
ちなみに僕が昔読んだイギリスの雑誌の記事では、テスコというイギリスのスーパーマーケット・チェーン(古くからITを活用してきた企業として有名)ということになっていました。
実際には、1990年代前半、アメリカのさほど有名でないスーパーマーケット・チェーンが、販売データを分析してこうした傾向を見つけたらしく、しかもそのチェーンが現実に紙おむつとビールとを近くに並べた訳では、必ずしもないようです。
こうした販売方法は、今では全く珍しくはありません。
ネット通販サイトの「お勧め商品」は、その典型例です。
(次回に続く)
≪エクセルシア西日暮里校≫
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