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ビッグデータは高校生でもわかる(7)

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こんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
今回は、相関関係の活用について、数学的立場から問題点を挙げたいと思います。
 
まず一点指摘したいと思います。
それは「相関関係は、あくまで集められたデータに限って判断されるものである」ということです。
相関の説明の際に取り上げた、定期試験での10人の生徒の数学・理科の得点の事例を、ここで改めて検討しましょう。
そこでは、「数学の得点と理科の得点との間に強い相関関係がある」と結論づけられました。
この結論は、この定期試験に関してのAからJまでの10人の生徒のデータから導かれたものです。
もちろんここから、この定期試験を受けた他の生徒についても、また次回の定期試験に関しても、「数学の点数が高いと理科の点数も高く、反対に数学の点数が低いと理科の点数も低い」と推定することには、一定の合理性があります。
しかしだからと言って、11人目の生徒Kがこの定期試験の数学で高得点であったとしても、彼(女)が理科でも実際に高得点であったとは限りません。
また生徒Aが次回の定期試験の数学で高得点を取ったとしても、彼(女)が理科でも絶対に高い点数を取れる保証はないのです。
つまりデータから導かれる結論は、あくまでデータの範囲の中で語られる「傾向」です。
それをあたかも「絶対の真理」であるかのように、あらゆる場面、特にデータの外の世界で適用することには、強い留保が必要です
これはデータがデータである以上、当然のことです。
  (次回に続く)

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2021年10月13日 13:32

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