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中学受験(1)中学受験生に求められること・その1

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こんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
新年度を迎えるに当たり、
中学受験について、いくつかお話したいと思います。
初めに、「中学受験生に求められること」を取り上げて行きます。
 
中学受験生には、主に二つのことが求められます。
その一つは、「ルールの当てはめ」です。
ご承知のように、中高一貫校の算数の受験問題では、
和差算、つるかめ算を始めとした、
特殊算と言われるものが主に出題されます。
これらの特殊算は、小学校のカリキュラムでは扱わないため、
学校を離れて独自に勉強する必要があります。
以前のブログで書きましたが、
これらの特殊算は、中学以上の数学の手法で解くことができるものの、
中学受験では、それぞれの問題に応じ、
「固有の解き方」に従って解くことになります。
つまり中学入試の算数では、
問題のパターン」と「解き方のパターン」とを
習得することが不可欠となります。
なお都立の中高一貫校を始めとする一部の学校の算数の入試問題は、
「小学校で習った知識で解くことができる」と言われています。
しかしながら、そこでも「問題と解き方のパターン」はしっかり存在しており、
合格するためには、それらの習得が大切です。
今は算数を例に取りましたが、
「パターン」を「ルール」の一つと捉えるならば、
他の教科についても概ね同じであり、
中学校の入学試験を解く上では「ルールを当てはめること」が求められます
(ちなみに、この「ルールの当てはめ」は、
中学以上での勉強の中核になります。)。
一貫校を志望する生徒にとって、
「ルールの当てはめ」ができるかどうかが問われるのです。
(次回に続く)
 
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2024年03月13日 16:36

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