割ってから掛けて下さい(3)
千駄木・西日暮里・田端・日暮里駅周辺で塾をお探しの保護者様・生徒様へこんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。
今回も、前回に引き続き、「割ってから掛ける」ことの大切さについてお話します。
では
14 × 10 ÷ 4
のような計算の場合は、どうでしょうか。
「14÷4」も「10÷4」も答えが小数になるので、
「割ってから掛ける」訳には行かず、
「掛けて(14×10=140)から割る(140÷4=35)」というやり方をしたくなります。
ここで「4」を「2×2」と考え、
初めに「14÷2」・「10÷2」を計算すると、どうなるでしょうか。
どちらの答えも整数(それぞれ7・5)となります。
それらを掛け合わせれば(7×5=35)、
この計算は比較的楽にできます
(暗算でもそれほど難しくはないでしょう。)。
そしてこうしたやり方は、
「割り算」を「分数」と捉え、初めに約分をすることにつながります。
分数の計算は「割ってから掛ける」やり方を取り入れているのです。
以前このブログで、
中学では「割り算」の代わりに「分数」を使うと、お話ししたことがありました。
分数の利用、そして約分は、
「割ってから掛ける」計算と同じ考え方に立っています。
計算を含め、算数・数学は、
「速く正確に」がモットーです。
このモットーの一つの表れが、
「割ってから掛ける」です。
どうぞ、「割ってから掛ける」を心掛けて下さい。
≪エクセルシア西日暮里校≫
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2024年07月22日 09:23