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大人が子供に真剣に向き合った作品(4)

こんにちは。エクセルシア西日暮里校の加藤です。

「放課後ミステリクラブ」が
「大人が子供に真剣に向き合った作品」であると書きましたが、
これに関し、あることを思い出しました。
 
子供の頃、藤子不二雄『忍者ハットリくん』の実写版
(香取慎吾さんのものではなく、オリジナルの方で、
正確には続編の『+忍者怪獣ジッポウ』。
ジッポウに家族の姿を見せるために、
藤本・安孫子の両先生がご本人役でゲスト出演されたのを覚えています)。
の再放送を観ていたところ、
母親がテレビ画面を指し、
「あんた、この人知っているかい?」と尋ねてきました。
そこには「あらたま げたよ」というキャラクターが出ていました
(女優の新珠三千代さんから抗議が出なかったのか、
今でも不思議です。)。
演じていたのは、堺駿二さんです。
再放送の時点では、堺正章さんは既に、
子供でも知っているお茶の間の人気者でしたね。
だから、母親が質問してきた訳です。
一方、私の父親はと言うと、ハットリくんの師匠の
「木曽仲経脳屁之斎斎(きそなかのり のうへのさいさい)」という名前を偉く気に入り、
以来、演じる左卜全さんを「脳屁之斎斎」の役名で呼んでいました。
『ハットリくん』には、子役時代の松坂慶子さんが
『ウルトラセブン』「悪魔の住む花」に先駆けて出演していたことが知られていますが、
堺駿二・左卜全という、制作時点で「生きる伝説」であった方々が
平気でキャスティングされたのは、
『ハットリくん』が正に「大人が子供に真剣に向き合った作品」であったことの証でしょう。
当時の子供にとっては、今でもこうしてお話ができるのですから、
実に幸せなことでした。
(続く)

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2026年08月25日 15:10

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